久保 紀夫(2015年4月21日更新)
朝のお茶の習慣
平成4年国立久留米病院に転勤となりました。外来には茶器と茶葉セットが置いてあり、お茶は辻部長本人が外来開始前に入れてくだりました。お茶は他の誰もが触れてはならないとの先任者からの申し送りがあり不思議でした。お茶を外来看護師と私と三人で毎朝いただきながら今日の予定、入院患者さんの報告など話し合いを行っていました。この何気ない習慣が自然と身についていました。平成6年国立病院の統廃合に伴って、九州医療センターに赴任しました。産婦人科は九州大学と久留米大学の混合で運営することから始業前の朝のお茶は両大学の意思疎通を行う上で、非常に役立ちました。私が毎日コーヒーを入れる習慣は現在でも続いています。朝のコーヒーの時間は発展し現在では産婦人科医師、小児科医師
小児外科医師、看護師長、副看護師長とのモーニングカンファランスへ繋がっています。
毎朝のモーニングカンファランスは福岡都市圏の周産期医療をスムーズに運営できる垣根のない医療へとなっています。日々の何気ない習慣として、スタッフとのお茶を通して話し合う時間を教えてくださった辻部長には感謝しております。
2015-04-21